睡眠相後退症候群とは

睡眠相後退症候群とは、望ましい時刻に入眠し、
覚醒することができない睡眠障害です。

思春期から青年期にかけての若者に多く見られます。

夜勤とか何らかの理由で、夜更かしを続けたことで、
睡眠のリズムをつかさどる体内時計がうまく
調節できなくなります。

早く眠ろうと床についても、なかなか眠れず、
明け方になってようやく眠ることができ、目覚めるのは昼頃、
といった症状が続きます。

この病気は、決して怠け者のせいではなく、
目覚まし時計を何個もセットしてもなかなか起床できません。

また、無理やり起床しても、午前中はひどい眠気や集中力の低下、
倦怠感などにより社会生活に支障を来します。
ただし、こうした症状は、午後には全く消えてしまいます。

睡眠相後退症候群になると、本人の努力や生活の工夫だけでは、
睡眠のリズムが元に戻りません。

専門医による治療が必要となります。治療法としては、
高照度光療法や時間療法などが有効です。